成田、関空、中部、通常通りの対応へ−アイスランド噴火影響の滞留者ゼロ

  • 2010年4月28日
 成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港ではアイスランド火山噴火にともなう対応をすでに終え、通常通りの運営に戻っている。成田によると、アイスランド火山噴火の影響で滞留していた旅客は4月26日に0名となった。17日には235名にのぼったが、各航空会社が運航を再開した後から徐々に人数を減らした。これにより、27日の午後8時でアイスランド火山噴火お客様対応室の業務を終了し、これにあわせてサポートカウンターとしての対応も通常のインフォメーションカウンターに切り替えた。

 また、関西国際空港でも26日時点で欧州系旅客の滞留者は0名となり、特別待合室の無料開放も26日の昼をもって終了していた。中部国際空港では、23日の夜には0名となっていたが、ホテルに滞在していた欧州系旅客についても考慮し滞留者向けのサポート期間は26日午前中まで設けていた。

 なお、最終的に空港内に滞留した欧州系旅客の人数は、成田が15日から25日までで911名、関空が19日から25日までで157名、中部が19日から22日までで48名となった。