カウネットが運営する働く女性向け情報サイト「わたしみがき」は3月から4月にかけて、全国の有職女性454名を対象に旅行に対する意識と実態を調査した。特に、「気持ちをリフレッシュするための温泉旅行」「その土地の文化・食を学ぶ旅」「カラダを磨くエステツアー」「自分探しのお寺修行体験」などを「自分磨きの旅」と位置づけ、こうした旅行についての希望を質問している。

　自分磨きの旅の旅先について海外と国内の意向を聞いたところ、海外は42.7％。期間が海外・国内ともに「3日間から5日間」の人気が高いことから、有職ゆえに休みを取りづらく、結果として海外に目が向きにくい可能性がある。同行者の希望でも、海外・国内ともに友人が1位、配偶者が2位だが、3位は海外が1人旅であるのに対して、国内は子どもとなっている。30代、40代以上の女性が回答者の約85％を占めていることもあり、子どものいる女性が国内を選択している可能性もある。予算で最も多かった回答は、海外が5万円から10万円未満、国内が3万円から5万円未満であった。

　旅の目的としては、海外が「世界遺産」「大自然」「現地の人との触れ合い」、国内では「温泉」「大自然」「パワースポット」の人気が高かった。