欧州、空域閉鎖22ヶ国に−成田が対応室設置、AFはソウルや北京便<続報>

  • 2010年4月19日
 欧州の空域を管理するユーロコントロールによると、現地時間4月18日21時(日本時間4月19日05時)時点で、空域のすべて、または一部での運航が制限されている国は22ヶ国(下表参照)。12時間前と比較すると、オーストリアとスペインが外れている。


 欧州線の欠航が続く中、成田空港では「アイスランド火山噴火お客様対応室」を設置するとともに、日本時間4月19日12時から「アイスランド火山噴火お客様サポートカウンター」を開設。詳細は下記の通り。

 また、エールフランス航空(AF)では現地時間4月19日、9便の長距離線がトゥールーズ、ボルドー、ポー、マルセイユ、ニースの各空港に到着する予定。この中には、ソウルや北京発が含まれているほか、ニューヨーク、ベイルート、ヨハネスブルク発も入っている。


▽成田空港「アイスランド火山噴火お客様サポートカウンター」
場所:
第1ターミナルビル出発階(4階)南ウィング中央棟寄りインフォメーションカウンター
第2ターミナルビル到着階(1階)Bゾーンインフォメーションカウンター
運営期間:事態が収束するまでの間、7時から22時まで
内容:無料シャワークーポンの配布、有料待合室を休憩室として無償で提供、インターネット用パソコン設置、英字新聞の配布、その他情報の提供


▽関連リンク
(日本企業のウェブサイト以外はすべて英語)
【航空管制当局】
ユーロコントロール
英国管制サービス

【空港会社】
成田国際空港
関西国際空港
中部国際空港
ヒースロー空港
シャルル・ド・ゴール空港
フランクフルト空港
スキポール空港
ヘルシンキ空港
ブリュッセル空港

【航空会社】
日本航空
全日空
ルフトハンザ・ドイツ航空
オーストリア航空
スイス・インターナショナル・エアラインズ
エールフランス航空
KLMオランダ航空
アリタリア・イタリア航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
ヴァージン・アトランティック航空
フィンエアー
スカンジナビア航空
トルコ航空
エミレーツ航空
エティハド航空