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調査開始以来最低の人泊数 09年宿泊旅行統計、観光庁調べ

 観光庁がまとめた2009年1月から12月の宿泊旅行統計調査の概要値によると、延べ宿泊者数は2億9295万人泊で08年より5.4%減少した。そのうち外国人は1776万人泊で20.2%減だった。いずれも調査を開始した07年から最低の人泊数。

 都道府県別の延べ宿泊者数で前年を上回ったのは、青森の5.4%増を筆頭に石川1.8%増、千葉と福岡1.5%増、新潟1.2%増の5県だった。1人当たりの平均宿泊数は沖縄1.71泊、東京1.53泊、京都1.52泊がベスト3。

 外国人延べ宿泊者数では山梨11.0%増、秋田2.5%増の2県だけが前年を超えた。山梨は中国人の富士山人気、秋田は韓国の人気テレビドラマの舞台になったことが増加につながった。


情報提供:トラベルニュース社