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婚前旅行の決定、手配は男性主導、支払いは割り勘−エクスペディア調査

  • 2010年4月9日
 エクスペディア・ジャパンが実施した、プレムーン(カップルの結婚前に行く「婚前旅行」)に関する調査によると、婚前旅行は男性が主導のケースが多いようだ。旅行先を決定したのは男性(彼氏)が60.2%で、女性(彼女)は21.1%。また、ホテル予約や航空券手配は男性が58.5%で女性が36.7%となっている。支払いは割り勘が53.6%と半数強だが、「男性が少し多く負担」が28.9%と約3割、男性が全部負担も16.3%あった。カップルの旅行先として勧める場所としては1位がハワイ(42.8%)、2位がグアム(26.9%)、3位がバリ(20.7%)でビーチリゾートが多くあがった。

 今回、エクスペディアが同調査を実施したのは、婚活ブームの反面、離婚率が上昇し、離婚原因の1位に「時間の使い方や金銭感覚のズレ」を原因とする「性格の不一致」があげられていることから、「結婚前に海外旅行に行くことが相手をよりよく知る機会になっているか」を調べるのが目的。そのため調査では、海外旅行中にケンカをした経験やその理由、反対に相手を惚れ直した経験やその理由の質問を設けた。

 これによると、海外旅行中にケンカをした人は51%で、その理由の第1位が離婚理由の1位の一因である「時間の使い方のギャップ」(38.6%)となっている。その一方、「相手を惚れ直した」は61.2%、「海外旅行で2人の愛が深まった」が74.8%と半数以上。理由としては「相手の思いやり」(54.4%)、「知らなかったよい面を発見」(53.2%)、「行動力の高さ」(42.9%)などがあがり、エクスペディアとしてはお互いを見直す結果として婚前旅行は適しているという結果が得られたとしている。

 なお、同調査は2月1日から2月2日まで、過去に海外旅行に行ったことがある20歳から39歳までの男女を対象に実施し、有効回答数は412人。エクスペディアでは同調査をもとに5月31日まで、ハワイ旅行を賞品とする「2010プレムーンキャンペーン」も実施している。