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D/S養成講座、09年度は1287名合格、ハワイ人気変わらず

  • 2010年3月8日
 日本旅行業協会(JATA)などで構成するトラベル・カウンセラー制度推進協議会は、さきごろ2009年度のデスティネーション・スペシャリスト(D/S)認定試験を実施し、前年比8.3%減の1287人が合格した。受験者数は5.4%減の1659人で、合格率は0.4ポイント減であった。

 方面別では、ハワイが受験申込者数、受験者数、合格者数ともに最も高く、合格者数は25.2%減の205人となり3年連続で1番人気となった。2位はイタリア・マルタで20.3%減の106人合格、3位はオーストラリアで4.0%減の95人が合格した。合格者数が伸びたのはオランダ・ベルギー、スペイン・ポルトガル、ハンガリー・チェコ、トルコ、エジプト、韓国、香港・マカオ、インドシナ、アメリカ。このうちトルコは82.6%増の42人と伸び率が最も高かった。

 なお、今後実務経験と渡航歴の認定要件を満たした合格者は3月26日までに研修センターに認定申請することになり、すでに認定済みのD/Sとあわせると4800名近い認定者が誕生することになる。