ユナイテッド航空、関空線デイリー化で販売増に期待−4月以降滑り出し好調

  • 2010年3月5日
 ユナイテッド航空(UA)太平洋地区マーケティング統括部長の浜岡聡一氏によると、関空/サンフランシスコ線の需要が「完全にではないが、明るい兆しが見えてきている」といい、夏スケジュールからのデイリー運航を再開することもふまえ、販売増に期待を示した。同路線は、需要の落ち込みから2009年冬スケジュールに週5便に減便していたが、「UAは伊丹の頃から大阪に就航しており、デイリー運航を基本としてきた」といい、関空や関西経済界からのエアポートプロモーションなどもあって早期の復便をめざしていたという。

 4月以降の予約状況は「良い滑り出し」で、ビジネス、レジャーともに手応えがあると説明。2010年冬スケジュールについては未定であるものの、デイリー運航をめざす考えを示した。

 なお、2月24日と25日には大阪で一般企業と旅行会社を対象に、サンフランシスコ観光局、サンフランシスコ国際空港、関西国際空港と増便記念セミナーを開催し、企業からは約50名、旅行会社からは約100名が参加。セミナー後の懇親会では、NFLアメリカンフットボールチーム「サンフランシスコ 49ers」のチアリーディングチーム「ゴールドラッシュ」がパフォーマンスし、会場を盛り上げたという。また、ゴールドラッシュは25日には神戸や関空でもパフォーマンスを実施したほか、大阪府庁も表敬訪問した。