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クロアチア、09年の日本人観光客数は14%増−今年のテーマはライフスタイル

  • 2010年3月4日
 クロアチア政府観光局はこのほど、東京でセミナー&ワークショップを開催した。同局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏によると、2009年の日本人観光客数は前年比14%増の16万3400人で、宿泊日数は前年比10%増の22万1541泊。団体に加え、FITのリピーターが増えてきているという。日本人観光客は2003年以来増加し続けており、他のヨーロッパのデスティネーションが苦戦する中プラスとなった。

 片山氏は、今年からスタートするライフスタイルをテーマにしたプロモーションを紹介。「クロアチアにはいろいろな面での豊かさがあり、訪問者にはその豊かさを感じながらクロアチアをゆっくり体験してほしい」という。セミナーでは「クロアチアン・スタイル」と題し、セーリングやダイビング、サイクリングやカジノといったアクティビティや、灯台での宿泊体験、ワインや伝統料理といったグルメをアピール。今後は訪問者数に加え宿泊日数ものばしていく目標だ。

 セミナーでは、来日したスプリト・ダルマチア観光局やクヴァルネル観光局のプレゼンテーションも実施。なかでもクヴァルネル観光局のダニエル・ハウプトフェルド氏によると、クヴァルネル地方への日本人渡航者数は2万2330人、宿泊数は2万4536泊となり、2008年より54%と大幅に増加したという。同氏によると、日本人は周囲のヨーロッパ諸国との周遊の一環で訪れることが多く、今後も渡航者数の増加に向け、日本語のブローシャーを活用し、旅行会社へのアプローチを続けていくという。