クラブツーリズム、ブルートレイン車両で巡る九州ツアーを設定

  • 2010年3月2日
 クラブツーリズムはこのほど、九州旅客鉄道と近畿日本ツーリスト(KNT)と共同で、ブルートレインの車両を利用して九州を一周するツアーを企画した。一度の設定日で一台のブルートレインを貸し切り、3社で販売する。

 今回のツアーでは、2009年3月に引退したブルートレインの車両を利用し、途中列車のヘッドマークを付け替えて運行する予定だ。彗星や富士、明星など、かつて九州を走行していたブルートレインのヘッドマークを使用する。日本三大車窓の矢岳越えや日本三急流の球磨川沿いの風景などで知られる肥薩線、日本最古の路面電車への乗車などを組み込んだ。このほか、記念乗車証提供やくま川鉄道の人気観光列車「KUMA」の車内見学なども実施する。

 出発日は5月9日、16日のいずれも3泊4日のコースで、旅行代金は東京駅発着の大人1名であれば9万9800円。クラブツーリズムでは、2設定日あわせて70名の集客をめざす。なお、今回のツアーは博多発着は九州旅客鉄道、大阪発着はKNT、東京発着はクラブツーリズムで実施する。