西オーストラリア州政府観光局は新ブランド「Experience　Extraordinary」を立ち上げ、全世界での展開を開始した。同州が有する観光地の類い稀な場所や体験をアピールし、さらなる観光客の誘致をめざす。今後、さまざまなマーケティング活動を通し、パースやワイルドフラワー、マーガレットリバーなど、多様な観光スポットやアクティビティなどを紹介。現地で何が楽しめるかといった消費者の漠然としたイメージを具体化し、次の旅行先として検討してもらう意欲を掻き立てていく。2月6日に現地で観光大臣が発表し、日本では2月24日と25日に開催されているジャパン・オーストラリア・ミッションでスタートした。

　今回の新ブランドについて、日本局長の吉澤英樹氏は「日本で5年間、展開してきたプロモーションに繋がる」と説明し、パースからピナクルズ、シャーク湾の北部方面、ワイルドフラワーをめぐる内陸部やマーガレットリバーを訪れる南部の商品が造成され、同州における日本市場の旅行のエリアが広がったことをアピール。今後も多様な観光素材を紹介し、デスティネーションを広げていく考えだ。


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