インドのキングフィッシャー航空がワンワールド加盟へ−2011年中の見込み

  • 2010年2月25日
 日本航空(JL)によると、インドのキングフィッシャー航空(IT)とワンワールドがこのほど、ITのワンワールド加盟について合意した。今後正式加盟に向けて準備を進める。通常18ヶ月程度の準備期間が必要といい、加盟時期は2011年中を見込む。

 ITは2005年設立で、国内線の輸送実績とサービス品質はインドで最有力という。国内線のシェアは約3割。デリーとムンバイ、バンガロールを主要なハブ空港とし、スカイトラックスから5ツ星の評価を得ている。国際線は2008年に初就航し、現在はバンコクや香港、シンガポール、ヒースローなどに路線を持っている。

 なお、ITが正式加盟すると、ワンワールドの路線網は150ヶ国の800年、1日9000便に拡大する予定だ。