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西オーストラリア州、パースの日本語ガイドブックを初制作、人気要素を特集

  • 2010年2月23日
 西オーストラリア州政府観光局とパース観光協会は共同で、日本市場向けに初の日本語ガイドブック「西オーストラリア・パース・インド洋の波打ち際で」を制作、日本人観光客のさらなる誘致をはかる。ガイドブックでは日本人が好む自然、体験をフューチャー。パースのキングスパークやフリーマントル、ロットネスト島といった日本でも人気のスポットから、海辺のリゾートのロッキンハムやマンジュラ、ワイナリーめぐりができるスワン・バレー、さらに国立公園が集まり、日本でも注目の高いワイルドフラワーなどを楽しめるパース・ヒルズといった車で約2時間圏内のエリアまで、その魅力を具体的に紹介している。

 同観光協会CEOのノーリーン・ピアソン氏は「シドニーやゴールドコーストなど東海岸の都市はよく知られているが、パースも日本語で紹介することでさらに親近感をもってもらい、多くの人に旅行を楽しんでもらいたい。パース滞在で幅広い楽しみができる」と話す。昨年、パースを訪れた日本人の数は約5万4000人。日本人出国者数が大幅に減少するなか、訪パース日本人客数は微減に留まったという。今回のガイドブックを活用することで、さらに多くの訪問者数の増加をめざす。

 また、今回のガイドブックについて、西オーストラリア州政府観光局日本局長の吉澤英樹氏は「まずはパース、次にパースからコーラルコースト、さらにワイルドフラワーへと『点から線、そして面へ』の方針でプロモーションを拡大し、商品造成に反映されるなど成果がでている。今回のガイドブックでは、ゲートウェイであるパースを中心とした2時間圏内の観光を広げ、パース観光の“面”を拡大していきたい」と、方針を語った。

 なお、同ガイドブックは西オーストラリア州政府観光局、オーストラリア政府観光局が資料請求を受け付け、配布する。