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成田、国際空港評議会の規模別ランキングで3位に−総合1位は仁川空港

  • 2010年2月18日
 ACI(国際空港評議会)が発表した2009年のエアポートサービスクオリティ(ASQ)2009アワードによると、成田空港が年間旅客数2500万人から4000万人のカテゴリーで第3位にランクインした。これはACIの事業として実施するアワードで、2009年は140の空港が参加。国際線と国内線の出発旅客を対象に、参加する空港が共通の用紙を使用して、毎月アンケートを実施する。成田空港は2008年10月から同調査に参加している。

 成田と同規模のカテゴリーの1位は仁川空港、2位はシンガポール空港。また、4000万人以上では1位が香港空港、2位が北京空港となった。総合ランキングでも1位が仁川空港、2位がシンガポール空港、3位が香港空港となり、アジア地域の空港の評価が高い。ただし、中小規模の空港では年間旅客数が500万人から1500万人のカテゴリーで1位にハイデラバード空港がはいたものの、2位がオースチン空港、3位がカンクン空港、年間旅客数500万人以下では1位がハリファックス空港、2位がオタワ空港、3位がポートランド空港で、北中米の空港が占めた。