日本航空とアメリカン航空がATI申請、太平洋路線で共同事業展開へ

  • 2010年2月15日
 日本航空(JL)とアメリカン航空(AA)は2月12日(日本時間2月13日)、米国運輸省(DOT)に対して北米/アジア路線の反トラスト法適用除外(ATI)を申請した。同路線での共同事業を可能とするもので、近く国土交通省にも通知する。

 AAによると、ATIの認可取得後は運賃やサービス、運航スケジュールを共同で調整。例えば、現在は同じ時間帯に運航する路線をそれぞれが別の時間に運航するようにでき、その収益は2社で分割する。また、コードシェアなどによって路線網を拡大することも可能だ。

 なお、全日空(NH)とコンチネンタル航空(CO)、ユナイテッド航空(UA)はすでにATIの申請を終えている。


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