フランス新在日代表、「新しいアイディア」で需要喚起へ−関係もより強化へ

  • 2010年1月28日
 フランス観光開発機構(旧フランス政府観光局)在日代表に昨年末就任したフレデリック・メイエール氏は1月27日、同機構主催のレセプションの場で「フランス旅行の新しいアイディアを提供していきたい」と抱負を語った。日本に赴任してから、「日本市場は質にとても敏感。また、“学び”の意欲が高いことを感じた」といい、新しい切り口の例としてワインや料理、歴史、ライフスタイルなどを体験、学習する旅を列挙。また、「フランスには名所旧跡が多くあるが、それ以外にもユニークでまだ知られていないところが沢山ある」と強調。「パリの知られざる一面」などの情報を発信し、需要に結びつけたい考えを示した。

 会場に集まった旅行業界関係者に対しても、「機構として協力に感謝し、頼りにしている」とした上で、「フランスを売る新しいアイディアを提供できる我々のことも頼りにしてほしい」とコメント。その上で、前任のカトリーヌ・オーデン氏が築いた関係をさらに強固なものにしていく考えを示した。


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