OHEA、10年度は認知向上に取り組み−「学生会員」など人材育成も検討
海外ホテル協会(OHEA)会長の松尾茂氏は1月5日、OHEA新春交歓会の場で2010年にOHEAの認知向上と人材育成に取り組みたい考えを示した。認知向上は、ホテル・グループの再編などで正会員の数が減少傾向にあることを受けたもの。OHEA自体やOHEAの活動の認知を上げることで、賛助会員など新会員の加盟をめざす。また、人材育成は「ホスピタリティ産業にとって一番大切なもの」であることから、ホテルに限らず旅行業界全体で活躍できる人材の育成に取り組むもの。現在のところ具体案はないものの、例えば観光学科の生徒を対象に学生会員を募集して勉強会を開催するアイディアも出ているという。
松尾氏はこのほか、「2010年は、ドバイの世界最高層ビル『ブルジュ・ハリファ』が完成し、その中にもアルマーニのホテルが開業する。また、ゴルフの石川遼選手がタイのゴルフ観光親善大使に就任するなど、1年の始まりとして明るいニュースが揃っている」とし、首都圏空港の発着枠拡大も含めて「流れに乗って発展していきたい」と言及。また、デフレ傾向の中で「ある程度の安売りは必要だが、質の向上をめざしてバランスのとれた商品展開ができれば」と語り、特に首都圏空港の新路線や増便の動きにあわせた展開に意欲を示した。
松尾氏はこのほか、「2010年は、ドバイの世界最高層ビル『ブルジュ・ハリファ』が完成し、その中にもアルマーニのホテルが開業する。また、ゴルフの石川遼選手がタイのゴルフ観光親善大使に就任するなど、1年の始まりとして明るいニュースが揃っている」とし、首都圏空港の発着枠拡大も含めて「流れに乗って発展していきたい」と言及。また、デフレ傾向の中で「ある程度の安売りは必要だが、質の向上をめざしてバランスのとれた商品展開ができれば」と語り、特に首都圏空港の新路線や増便の動きにあわせた展開に意欲を示した。