羽田発着枠、国内線は全日空の配分多く−新規航空会社にも合計17便
国土交通省は、羽田空港で10月に増加する発着枠の配分のうち、国内線の1日あたり37便の割り当てを決めた。この中で日本航空(JL)が7.5便となったのに対し、全日空(NH)は11.5便を獲得。スカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、スカイネットアジア航空(6J)、スターフライヤー(7G)の4社も、競争条件の公平性を保つため優先的に配分しており、合計で1日17便を割り振った。
JL、NHは、幹線ですでに多数の便を運航しているため、地方路線で自由に使用可能な発着枠を振り分けた。振り分けにあたっては、航空ネットワークの形成と充実への貢献や、効率的な運営の促進などの項目から評価。2社の配分後の合計発着枠数は、JLは173便から180.5便に、NHは152便から163.5便となる。一方、新規航空会社には幹線、地方路線関係なく自由に使用可能な発着枠を各社3便、幹線以外の地方路線で自由に使用可能な発着枠を各社1便割り当てた。
なお、羽田空港では、10月の供用開始から半年後にさらに発着枠が増加する計画で、第2弾回の増枠分の配分時期をめどに、今回の配分を含めて見直す予定だ。
JL、NHは、幹線ですでに多数の便を運航しているため、地方路線で自由に使用可能な発着枠を振り分けた。振り分けにあたっては、航空ネットワークの形成と充実への貢献や、効率的な運営の促進などの項目から評価。2社の配分後の合計発着枠数は、JLは173便から180.5便に、NHは152便から163.5便となる。一方、新規航空会社には幹線、地方路線関係なく自由に使用可能な発着枠を各社3便、幹線以外の地方路線で自由に使用可能な発着枠を各社1便割り当てた。
なお、羽田空港では、10月の供用開始から半年後にさらに発着枠が増加する計画で、第2弾回の増枠分の配分時期をめどに、今回の配分を含めて見直す予定だ。