11月の出国者数は0.7%増、4ヶ月連続プラス−訪日客も16ヶ月ぶりに増加
一方、訪日外客数も2008年7月以来16ヶ月ぶりにプラス成長した。主要12市場のなかでは韓国、中国、タイ、シンガポール、豪州、米国が前年を上回った。特に最大の市場である韓国は、人気テレビドラマで日本の観光スポットが取り上げられたことなどもあり、11.0%増の13万400人と大きく回復。また、中国が11.4%増の8万1500人、シンガポールが20.7%増の1万7300人となるなど好調であった。
なお、11月までの累計訪日外客数は前年比12.0%減の82万1000人となっており、すべての市場が前年を上回るにはいたっていない状況だ。

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