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タヒチ観光局、09年は順調に推移、来年はハネムーナー中心にプロモーション

  • 2009年12月17日
 タヒチ観光局レプレゼンタティブ兼マーケティング・オフィサーの武田光弘氏によると、2009年の日本人訪問者数は今年の目標人数である1万4800人を達成する見込みだ。順調に推移した理由として「現地パートナーとの協力を深め、市場が厳しいなか危機感を共有できた」と述べており「小さいデスティネーションならではの良さがでた」と評価する。2009年8月までの日本人訪問者数は1万1197人で前年比12.9%減となるが、これはエア・タヒチ・ヌイ(TN)が2008年10月1日から関空経由便を運休し、座席供給数が減っていることが主な原因であるとのこと。

 今後は、主力であるハネムーナーに絞ったプロモーション活動をしていく方針。TNと同観光局が今年の7月から展開しているハネムーナー向けのキャンペーン「ライフ・イズ・ラブ・タヒチ」を来年も継続して展開する予定だ。

 先日、同観光局が実施するタヒチ・スペシャリスト養成講座「ティアレ・タヒチ・エージェント」の受講者のみを対象にしたワークショップを開催。出展したサプライヤー10社と真剣に話しあう参加者が多かった。受講者のみを対象にした理由について武田氏は、「タヒチはお客様のリクエストが細部にわたるデスティネーション。マスではなく、タヒチ販売のプロフェッショナルに最新のタヒチを知ってもらい、この厳しい環境を乗り越えていきたい」と話した。