観光活性化フォーラム
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「1ウィークバカンス」取得は22%、国内旅行4泊以上は32.8%−TIJ調査

  • 2009年12月15日
 日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)の「1ウィークバカンス」キャンペーンにおけるアンケート結果によると、最近1年間に「1ウィークバカンス」を取得したのは全体の22.0%となった。これは昨年の結果と同じで、職業別では会社員が28.3%、公務員が26.2%とその他の職種よりも取得率が高い。

 1ウィークバカンス中の過ごし方では「帰省を含む宿泊をともなう旅行」が49.0%と最も多く、次いで「家族とのふれあい」が31.5%。海外旅行は29.9%で、昨年よりも4.4ポイント減少した。また、旅行の宿泊数は2泊が最も多く26.6%。次いで3泊が21.0%、1泊が19.6%と続き、目標とする4泊は11.3%であった。、取得できる休暇連続日数は「5日」が24.1%と最も多かったが、8日以上が23.8%と2位。1ウィークバカンスを取得するための整備条件として「企業における休暇の制度化」が70%長となり、次いで1ウィークバカンスの世間的な認知が、連続した休暇の義務付けがそれぞれ56.1%となっている。

 なお、今回のキャンペーンは9月1日から9月30日までインターネットで実施し、サンプル数は9446.男性は42.6%で既婚者が74.1%であった。


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