冬のボーナス、旅好きの25%は海外旅行に、実施予定増−フォートラベル調査

  • 2009年11月27日
 フォートラベルが実施した「年末年始の過ごし方アンケート」によると、今年の冬のボーナスについて、「すでに使い道が決まっている」との回答は57.3%で、そのうち41.4%が海外旅行であることがわかった。使い道が決まっているとの回答者数から海外旅行の回答率で回答者数を計算すると、総回答者の24.5%が冬のボーナスを海外旅行に充てる考えであることがわかる。使い道が決まっている人のうち、最も多いのは貯金で48.8%。そのほか、ローン返済が17.7%、国内旅行が17.2%、家電製品が16.3%と多かった。ボーナスがないというのは30.3%、使い道が決まっていないのは12.4%。

 年末年始の過ごし方について、予定が決まっているとの回答は80.1%。このうち、最も多かったのは自宅中心で過ごすが39.3%で、海外旅行は21.1%と2番目に多かった。ただし、昨年調査と比較すると海外旅行は7.4ポイント増加しており、フォートラベルでは燃油サーチャージの値下げや円高などの海外旅行に行きやすい条件がそろっていることが、海外旅行の予定が増加した原因とみている。

 年末年始の平均休暇日数は6.9日。暦の関係で昨年よりも0.8日減少となった。最も多かったのは6日間で26.9%、次いで5日間の15.8%、7日間の12.2%。ただし、海外旅行を予定する人の平均休暇日数は8.9日、国内旅行や帰省を予定する人は7.0日で、海外旅行の予定者は有給休暇などを組みあわせて長い休暇を取得しているようだ。

 なお、同調査は11月10日から16日の6日間に実施し、有効回答数は709件。回答者の最近1年間の海外旅行回数は平均2.2回で、国内旅行は平均3.6回であった。