南アフリカ観光局は12月1日付けで、現日本地区代表のブラッドリー・ブラウワー氏をアジア・パシフィック地区リージョナル・マネージャーに任命する。同日以降、ブラウワー氏は日本、韓国、台湾と香港を含む中国を統括する。今回の異動は、2010年1月に予定する北京オフィスの開設にあわせたもので、ブラウワー氏は北京に拠点を移す。ただし、日本も頻繁に訪れる予定で、「これまでも南アフリカや韓国での業務遂行のため、日本を留守にする時間が少なくなかったことを考えると大きな影響はない」という。また、ブラウワー氏の異動に伴い、現在東京オフィスで勤務する近藤由佳氏は、日本地区トレードリレーション担当マネージャーとして業務に当たる予定だ。

　なお、ブラウワー氏は、「2010年のワールドカップへの出場を決めている日本は、南アフリカにとって成長を見込める重要な市場。来年は日本と南アフリカの国交樹立100周年でもあり、大使館とも密接に連携しながら意欲的に活動を展開する」とコメントを発表した。