近畿日本ツーリスト（KNT）は、茨城空港の開港にあわせて茨城／台北間チャーター便利用商品の販売を開始する。今回は日本と台湾の双方向チャーターとして運航し、日台両国民の相互訪問を促す考えだ。航空会社は復興航空（GE）になる予定で、3月11日を初便とし3月は3便、4月は2便、あわせて5便を運航する計画。使用機材はエアバスA321型機でエコノミークラス168席、ビジネスクラス12席の総座席数180席であるため、日本人と台湾人あわせて最大で3600名の送客が可能となる。

　茨城空港発着の商品は「台北4日間」として12月上旬に販売する予定で、出発日は3月11日、12日、25日、4月12日、13日の5日間を設定。故宮博物院見学や人気レストランの鼎泰豊で小龍包を中心とした飲茶料理などを組み込んだ。大人2名1室の利用でホテルカテゴリーを3タイプから選び、7万9000円から11万3000円で設定した。最少催行人数は150名。