現地レポート:デルタ航空、2010年夏期は太平洋路線を拡充

  • 2009年11月6日
デルタ航空、2010年夏期は太平洋路線を拡充
5月14日からソルトレイク線を再開


 デルタ航空(DL)は2010年5月14日から、現在運休中の成田/ソルトレイク線を週5便で運航再開する予定だ。運航機材は今夏と同じエアバスA330-200型機。成田から国立公園へのゲートウェイとして、主にレジャー利用の旅客需要を見込む。また、ソルトレイクシティがDLのハブ空港であり、アジアのハブである成田との路線であることから、ハブtoハブの路線として、ソルトレイクシティ経由での全米他都市への以遠需要も取り込む考えだ。

 DLでは2010年の夏期スケジュールで国際線を強化する方針で、日本路線では関空/シアトル線の就航を表明。また、アトランタ線では夏期運航便の週3日を追加し、週10便に、ロサンゼルス線はデイリー運航に週4便を追加する。さらに、ニューヨーク線の使用機材をボーイングB777-200ER型機からボーイングB747-400型機に変更し、座席供給量を1便あたり135席増加。太平洋路線のアクセスが強化されることで、供給が減少していたアメリカ方面へのツアー拡充が可能になる。

▽DL成田/ソルトレイク線のスケジュール予定
(2010年5月14日再開、運航日未定)
NRT 15時40分発/SLC 11時00分着
SLC 13時45分発/NRT 16時25分着(翌日)