日本システム開発（NSK）は11月2日、旅行会社のウェブ販売を容易化するシステム「Triwwwp（トリープ）」の販売を開始した。ウェブ経由での旅行申し込みや航空券の購入などが増加するなか、特に中小旅行会社をターゲットに設定。ウェブページの更新やウェブサイトへの誘導、ウェブマーケティングなどについての知識を持つ専任者を雇う、あるいはウェブ関連の業務をアウトソースすることなく、トリープを導入するだけでウェブ販売を強化し、新規顧客の開拓や売上拡大を実現できることを打ち出す。

　システム導入により、専門知識がなくてもツアーのウェブサイトへの掲載ができるようになるほか、検索機能も追加。また、在庫管理と連携することで、空席状況や在庫数を把握しやすくした。ウェブサイトへの集客に必要なSEO対策に必要な作業も、知識なしで実行できるようにしている。

　NSKでは、初年度に50社への納入をめざしており、初期費用20万円を無料にするキャンペーンを来年1月31日まで実施。また、SEO対策のセミナーも開催し、トリープの紹介をおこなう。契約は1年間で、月額費用は2万5000円だ。