成田冬スケジュール、国際線旅客便は大幅減も国内線は過去最大に

  • 2009年11月2日
 成田国際空港の冬スケジュール(2009年10月25日〜2010年3月27日)計画で、国際線旅客便は09年夏スケジュールと比べて週17便減の1415便となる見込みだ。これは、夏・冬あわせて過去最高を記録した2008年冬スケジュールと比べると47.5便減となっており大幅に前年を下回っている。一方、国内線は夏・冬あわせて過去最大となる154便となる。成田では、他空港で国際線撤退などの動きがある中で成田に国際線を集約する傾向があり、国内線で乗り継ぐため国内線が増えたと分析している。

 航空会社別に見ると、全日空(NH)はムンバイ線を4便増便しアジア方面の路線を増やしたほか、日本航空(JL)が上海線、広州線、ジャカルタ線を各7便、デリー線を3便増便した。このうち、ジャカルタとデリーはJOが委託したものとなる。デルタ航空(DL)はポートランド線やニューヨーク線、グアム線を各7便増便、ノースウエスト航空(NW)はアトランタ線を7便、ホーチミン線を7便、名古屋線を7便増便している。

 一方で、NHは関空線と広州線を各7便減便、JLは仁川線、広州線、名古屋線を各7便減便した。ヴァージンアトランティック航空(VS)とニュージーランド航空(NZ)は1便減便し6便体制となっている。詳細は下記ファイルを参照のこと。

▽成田国際空港09年冬期スケジュール、路線・便数一覧
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pdfファイル

注1:便数は全て週間
注2:2009年11月8日から21日までの発着回数をベースに成田国際空港が算出した数値となる