成田国際空港の9月の路線別旅客数は中国の前年比11％増を始め、ほぼ全方面でプラスに推移した。また、国際線日本人旅客数は2年ぶりのプラス成長となり、11％増の174万1128人であった。成田では、燃油サーチャージ額の廃止や円高などにより9月は大型連休で需要が高まったためと分析する。路線別の旅客数でもっとも伸び率が高かったのは中国とグアムで、中国が11％増の15万9400人、グアムが11％増の6万5000人となった。一方、オセアニアのみ減少し、4％減の4万7300人に留まっている。


▽成田空港　9月路線別旅客数
太平洋線／37万1700人／6％増
アジア線／23万1400人／3％増
中国線／15万9400人／11％増
欧州線／19万2300人／5％増
韓国線／12万5500人／7％増
台湾線／9万4400人／3％増
香港線／8万5500人／1％増
オセアニア線／4万7300人／4％減
グアム線／6万5000人／11％増