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スターフライヤー、第2四半期として初の黒字化、4900万円の純利益を計上

  • 2009年10月29日
 スターフライヤー(7G)の2010年3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)の第2四半期決算は、営業収入が前年比3.9%減の85億7800万円となったものの、営業利益は4億2900万円、経常利益が5700万円、純利益が4900万円で、第2四半期として初めて黒字となった。景気後退による需要の低下や新型インフルエンザの影響で厳しい状況にあり、主力の北九州/羽田線の旅客数は6.4%減の32万2000人に減少し、旅客収入は9.3%減となったが、燃油費の減少により、営業費用が12.2%減と大幅に減少したのが奏効した。また、羽田/関空線は全日空(NH)とのコードシェア運航の開始により、旅客収入は13.2%増加した。

 通期予想は、営業収益について5月発表の185億円から15億円減少となる170億円とするものの、そのほかは予想の変更はせず、営業利益2億円、純利益1億8000万円の黒字を見込む。


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