中国アウトバウンド、大臣確約は「大きな成果」−個人ビザも早期の再緩和へ
先ごろの日中韓観光大臣会合の場で、中国国家旅游局局長の 邵■偉(しょう・きい)氏が日本の旅行会社による中国人アウトバウンド業務を試験的に解禁する方針を示したことについて、観光庁長官の本保芳明氏は「以前から可能性は高まっていたが、大臣同士で確約されたことは大きい成果」と歓迎した。また、「2国間ではあるが3国間での成果でもある」とコメント。今後の見通しについては、「仕組みとして、国務院の許可をもらえば良いということであり、許可の手続きを国務院と旅游局が決定することになる。この作業を迅速化してもらうよう働きかける」と言及した。
一方、中国人個人観光ビザのさらなる条件緩和は、「希望としては、来年度早々に新しい姿でできれば良いと考えている」と説明。領事事務体制や入国管理体制の課題など、観光庁の意向だけでは進みにくい課題もあるものの、「(前原誠司国土交通)大臣とも相談のうえで、できる限り早く外務省などとの相談を始めたい」と語った。
※■は王へんに其
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一方、中国人個人観光ビザのさらなる条件緩和は、「希望としては、来年度早々に新しい姿でできれば良いと考えている」と説明。領事事務体制や入国管理体制の課題など、観光庁の意向だけでは進みにくい課題もあるものの、「(前原誠司国土交通)大臣とも相談のうえで、できる限り早く外務省などとの相談を始めたい」と語った。
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