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ホノルル空港、連絡通路の第一期工事が終了−入国審査の待ち時間短縮に期待

  • 2009年10月23日
 ハワイ州観光局(HTJ)によると10月15日、ホノルル国際空港の国際線到着ゲートの26番から34番と、入国審査場や税関のあるメインターミナルを結ぶ連絡通路の第一期工事が終了した。これにより、26番から34番のゲートに到着した国際線利用客は、動く歩道が設置された連絡通路を歩いてメインターミナルに移動できるようになった。これまで到着ゲートとメインターミナル間を運行していた連絡バス「Wiki Wiki Bus」は廃止されるが、車椅子利用者はこれまで同様に移動車両の利用も可能だ。連絡バスで一度に大勢の旅行者が移動しなくてすむようになったことから、入国審査手続きにかかる時間の短縮も期待できるという。

 なお、連絡通路の片側はガラス張りで、ダイヤモンドヘッドや日によってはマノア渓谷にかかる虹も眺めることが可能。また、ハワイの芸術家たちによる40点以上の作品も展示している。第一期工事で連絡通路全体の約70%が完成したことになり、今後31番から34番のゲートまでの連絡通路建設工事を継続し、2010年中には全てが完成する予定だ。