前原大臣、「成田は今後も最大の国際拠点」−30万回への拡大にも期待

  • 2009年10月21日
 国土交通省大臣の前原誠司氏は10月20日、成田空港平行滑走路2500メートル供用開始記念式典祝賀会に出席し、「成田と羽田で一体となりウインウインの関係で発展していってもらいたい」と挨拶した。「昭和53年の開港以来日本の表玄関の役割を果たしてきた。今後さらに期待がかかる」と話す。アジア諸国の訪日観光客が増えることが予想されるともいい、B滑走路延伸により空港能力や安全性がさらに高まったことでとりわけ「(成田空港は)今後もわが我が国最大の国際拠点」であるとの考えを述べた。

 また、現在成田空港や周辺自治体などで検討している発着枠30万回への増加に関しても「1日も早い合意がなされることを願っている」と述べた。