シドニーマラソン、日本から564名が参加−日並びの良さに加えプロモ奏功

  • 2009年10月9日
 ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局によると、9月20日に開催したシドニーマラソン2009の日本からの参加者が564名となり、当初の目標値500名を上回る結果となった。2008年の日本からの参加者数171名と比べると今年は約3倍となり、開催日が9月の大型連休と重なったことやメディアプロモーションなどが奏功したようだ。全参加者は過去最高の3万2000名におよび、このうち日本人参加者は現地在住の日本人335名を含めて899名となった。

 今回の大会では、シドニーマラソン親善大使の高橋尚子さんがスターターとして参加。日本人ランナーを応援したり、ニュー・サウス・ウェールズ州観光大臣と会談するなど精力的に活動した。また、女子のフルマラソンは優勝、2位ともに日本人女性で、男子のフルマラソンでも日本人が2位となるなど日本人の活躍が目立った。

 なお、2010年はシドニーマラソン10周年の年となるため、ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局では今年以上にプロモーションに注力する方針だ。