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外務省、イスラエルの渡航情報を引き下げ−主要観光地は「十分注意」に

  • 2009年10月2日
 外務省は9月30日、イスラエルの渡航情報の一部を引き下げた。今回対象となった地域は、「ガザ地区との境界からイスラエル領内40キロ圏内の地域(ガザ地区との境界周辺を除く)」「西岸のベツレヘム、ジェリコおよびこれら2都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、西岸内の国道1号線および国道90号線沿線」で、「渡航の是非を検討してください」から「十分注意してください」に引き下げとなった。テルアビブやエルサレムは引き続き「十分注意」となっている。

 この決定を受けて、イスラエル大使館領事のヤエル・ハシャヴィット氏は、「イスラエルの主要観光地がグループツアーなどの催行に支障のない治安状況であることを意味」しており、「この機会に、より多くの日本の皆様ならびに旅行業者の皆様に、イスラエルへの渡航、ツアーの新設をお考えいただけることを願っております」とコメントを発表。ベツレヘムやジェリコのほか、エルサレムから死海へのルート、死海から北部のガリラヤ湖に向かうルートなども引き下げの対象といい、訪問を呼びかけている。