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ザグレブ市、セミナーで魅力アピール−クロアチア政観のワークショップで

  • 2009年9月30日
クロアチア政府観光局は、ザグレブ市観光局のセミナーとクロアチア政観局のセミナー&ワークショップを開催した。来日したザグレブ市観光局取締役のアメリア・トマシェヴィッチ氏は「ザグレブは安全な町。どこでも親しみのある対応で、心地よく陽気な雰囲気でリラックスできる町」とザグレブ市の魅力をアピールした。

 2008年にサグレブ市を訪れた外国人の数は63万8177人で、そのうち日本人は2万9853人。全世界のなかで第3位の重要市場となっている。クロアチアは07年以降、日本航空(JL)が日本初の直行チャーターを運航したことで日本人訪問客を増やしており、ザグレブ市についてもトマシェヴィッチ氏は「2005年の8273人と比較すると順調に成長している」と評価。今年の1月から3月は8%の減少となったものの、現在では昨年と同レベルまでおおむね回復したという。ザグレブ市では現在、日本語のブローシャーを用意して日本人旅行者の誘客に努めており、さらに2010年はザグレブへの日本発着チャーター便が08年とほぼ同数が運航される予定であることから、2010年の日本人観光客数は08年と同じ2万9000人になると見込む。

クロアチア政観のセミナーでは、日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏が、クロアチア人のホスピタリティとゆとりある時間を味わいながら、食文化や歴史を堪能してほしい」とクロアチアの楽しみ方をアピール。国立公園、自然公園といった自然の魅力やクロアチア産のワインを紹介。イタリアのフィレンツェとイストラ半島、ザグレブを組みあわせたツアーや、ハンガリーとスロベニアの3ヶ国を周遊するツアーも提案した。