山東省、優遇策や日本向け観光素材を提案−日本人訪問者数50万人めざす
中国、山東省旅游局は9月16日、観光PRセミナーを開催、これにあわせて来日した同局処長の呉冠氏は本紙インタビューに対して、「優遇策や日本のニーズにあわせた商品を作り、2010年は50万人以上の日本人訪問者数をめざした」と意気込みを語った。
また、山東省の観光スポットの紹介や観光素材について説明。日本向けに、歴史や文化を通じた観光をアピールする。山東省は孔子や孫子、諸葛孔明などの文化人の出身地で、中国の歴史や文化に大きな影響を与えているという。例えば、孔子の故郷、曲阜や、泉で有名な済南、世界自然遺産と文化遺産でもある泰山のある泰安、2008年北京オリンピックのヨットレースを開催した青島などを紹介。このほか、中国でもっとも大きいワイン産地で有名な煙台ではワインの醸造過程を体験型の旅行もできるという。
呉氏によると、2008年は43万人の日本人が訪れており、2009年は45万人程度を見込む。「新型インフルエンザや不況の影響で5月以降減少していたが8月以降増えている」と話し、前年に比べてプラスに推移するとの予測だ。また、海外観光客のうち約22%が日本人であることから、「日本へのマーケティングは重視してきた」と述べる。団体旅行に関しては泰山などメインの観光スポットへの入場料を半額にするなどの優遇策を実施し、2010年の目標50万人の達成をめざす。
また、山東省の観光スポットの紹介や観光素材について説明。日本向けに、歴史や文化を通じた観光をアピールする。山東省は孔子や孫子、諸葛孔明などの文化人の出身地で、中国の歴史や文化に大きな影響を与えているという。例えば、孔子の故郷、曲阜や、泉で有名な済南、世界自然遺産と文化遺産でもある泰山のある泰安、2008年北京オリンピックのヨットレースを開催した青島などを紹介。このほか、中国でもっとも大きいワイン産地で有名な煙台ではワインの醸造過程を体験型の旅行もできるという。
呉氏によると、2008年は43万人の日本人が訪れており、2009年は45万人程度を見込む。「新型インフルエンザや不況の影響で5月以降減少していたが8月以降増えている」と話し、前年に比べてプラスに推移するとの予測だ。また、海外観光客のうち約22%が日本人であることから、「日本へのマーケティングは重視してきた」と述べる。団体旅行に関しては泰山などメインの観光スポットへの入場料を半額にするなどの優遇策を実施し、2010年の目標50万人の達成をめざす。