日本商工会議所（岡村正会頭）は11月20−22日、兵庫県神戸市で「全国商工会議所観光振興大会2009」を開く。

　神戸市はユネスコの「デザイン都市」に認定されていることから、テーマを「デザイン都市づくりと生活文化体感型観光の推進」に設定。地域固有の特色や、住民との対話ができるまちを実現するための方策、デザインの視点から地域の魅力を体感できる観光のあり方を議論する。

　20日の本大会では、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルを会場に、「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」の表彰と事例報告、建築家の安藤忠雄さんによる基調講演、「五感を満足させる観光」がテーマのパネルディスカッションを行う。

　21日は、分科会を開催。神戸では「観光客の誘致につながるまちづくりとは」など3分野、姫路市では「世界文化遺産と産業観光」について話し合う。分科会終了後、22日までエクスカーションも実施する。


情報提供：トラベルニュース社