日本システム開発、オンラインマーケティング勉強会を開催

  • 2009年9月14日
 日本システム開発は旅行会社を対象に「オンラインマーケティング勉強会」を開催した。勉強会では、講師を務めたマーケティングボイスの鶴本浩司氏が「検索エンジン最適化(SEO)基礎から実践まで」をテーマに、インターネット販売で売上げを伸ばす方法についてゼミ形式で講義した。

 鶴本氏は「インターネット販売で売上げを伸ばす手法として、検索エンジンから自社のウェブサイト訪問者数を増やすマーケティング手法であるSEM(Search Engine Marketing)が一番重要である」とし、この部分に力を入れるのが今のトレンドであるという。SEMには、SEO(Search Engine Optimization)やリスティング広告、ディレクトリ登録などの手法があるが、今回は自社ウェブサイトが上位に掲載されるようにコンテンツを最適化する「SEO」について、現在のインターネットユーザの動向と照らしあわせながら重点的に講義した。例えば、検索結果ページの1ページ目(1位〜10位)に掲載されることが重要で、2ページ目ではユーザが半分に減少することからユーザが理解しやすいキーワードを使うことや、自社サイト内にキラーコンテンツを作ることなど、SEO対策に必要な手法を紹介した。

 また鶴本氏は、「自社ウェブサイトのアクセスが少ないという相談をよく受けるが、基礎的なことをしていない会社が多い。ある程度は自分達で改善できる点もあり、そうすることでビジネスチャンスが生まれてくる」と話した。勉強会終了後は、懇親会が開かれ参加者同士の意見交換などもなされた。

 同社は、これまでもマーケティング・ボイスの鶴本氏によるインターネット研究会やオービックビジネスコンサルタントとの共催セミナーを無料で実施。ビジネスセミナーを通じて、旅行業界への情報提供に努めている。今後も随時このような勉強会を実施する予定だ。