主要旅行会社、7月の海外旅行取扱額が30%減−ツアー参加者は微増
観光庁が取りまとめた主要旅行会社の7月の旅行総取扱額は、前年比18.1%減の4973億7209万円で、このうち海外旅行は30.0%減の1567億7453万2000円となった。海外旅行の取扱高を伸ばしたのは、クラブツーリズムの8.7%増(37億194万2000円)と阪急交通社の1.5%増(199億2443万9000円)のみで、2社以外の全社が2ケタ減と厳しい結果になった。
海外旅行の取扱額が最も大きかったのはエイチ・アイ・エス(HIS)で209億2790万4000円(21.9%減)。次いで阪急交通社が入り、JTBワールドバケーションズの149億3222万3000円(29.8%減)が続いた。4位から6位に入った近畿日本ツーリスト(KNT)と日本旅行、JTB首都圏はいずれも100億円を割り込んだ。ジェイティービー(JTB)グループ14社の合計は、38.6%減の248億8860万円であった。
海外の募集型企画旅行についてみると、取扱人数が0.1%増の34万6635人とわずかながらプラス成長した。一方、取扱額が25.2%減の507億280万3000円となったため単価は約5万円減の14万6271円となり、「安・近・短」の人気が高い需要動向を裏付けるかたちとなった。
なお、全体での国内旅行取扱額は10.9%減の3368億4912万3000円で、外国人旅行は29.8%減の37億4843万5000円となった。
▽主要旅行会社、旅行取扱状況一覧
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海外旅行の取扱額が最も大きかったのはエイチ・アイ・エス(HIS)で209億2790万4000円(21.9%減)。次いで阪急交通社が入り、JTBワールドバケーションズの149億3222万3000円(29.8%減)が続いた。4位から6位に入った近畿日本ツーリスト(KNT)と日本旅行、JTB首都圏はいずれも100億円を割り込んだ。ジェイティービー(JTB)グループ14社の合計は、38.6%減の248億8860万円であった。
海外の募集型企画旅行についてみると、取扱人数が0.1%増の34万6635人とわずかながらプラス成長した。一方、取扱額が25.2%減の507億280万3000円となったため単価は約5万円減の14万6271円となり、「安・近・短」の人気が高い需要動向を裏付けるかたちとなった。
なお、全体での国内旅行取扱額は10.9%減の3368億4912万3000円で、外国人旅行は29.8%減の37億4843万5000円となった。
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