85%が1年に1回以上の温泉旅行を実施−人気上位は箱根、草津、城崎など

  • 2009年9月9日
 ジェイティービーが実施した旅のアンケート「たびQ」の温泉に関するアンケート調査によると、日帰り旅行での訪問を含めて「年に1回以上温泉に行く」と回答した人は85%にのぼった。回数別では「1回から2回」が26%、「2回から3回」が18%、「3回から4回」が17%で、それぞれ「0回から1回」の14%より多く、温泉好きの人が何度も訪れる傾向にあることが分かる。「5回以上」は14%、「10回以上」は10%であった。

 温泉に行きたくなる季節を1つだけ選択してもらったところ、は「秋」が22%、「冬」が32%で、秋冬で半数以上を占めた。ただし、「季節は特に関係ない」も40%で「疲れたときに行きたい」という回答が多数あったことから、癒しを求めて出かける傾向が強いことがうかがえる。

 訪問先を決める判断材料としては「温泉地の魅力」が23%と最も多く、「地理条件」が20%、「露天風呂がある」が16%と続く。「旅館」は9%、「評判が良い」が8%、「食事」は6%であることからも、温泉そのものよりは周辺を含めた魅力やアクセス条件を重視していることがうかがえる。おすすめの温泉地の1位から5位は順に「箱根」、「草津温泉」、「城崎温泉」、「下呂温泉」、「有馬温泉」の順で、箱根と有馬温泉は首都圏や関西エリアから便利にいける地理的条件の支持が多かった。また、草津温泉や下呂温泉は「泉質が良い」、城崎温泉は「外湯めぐり」に人気が集まったという。