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モンゴル旅行業協会、日本で初のFAMツアー実施、旅行先としての認知向上へ

  • 2009年9月4日
 モンゴル旅行業協会日本支部は9月28日から10月3日の日程で、旅行会社を対象にしたファム・ツアーを実施する。日本支部の開設後、FAMツアーを実施するのは今回が初めて。同支部代表の星野則久氏は今回のFAMツアーの目的を「旅行先としてのモンゴルの認知を広げたい」と説明。基本的に、モンゴルの取扱が初めてという旅行会社や担当者を対象に、ハラホリンやホスタイ国立公園、広大な敷地に13世紀当時の様々な村を再現したテーマパーク「13世紀村」など、モンゴルの代表的な観光地を中心に視察する。

 モンゴルでは現在、国策として観光業を主要産業の一つとして捉えており、海外からの観光客の誘致に取り組んでいる。政府として日本市場の開拓に本格的に着手しており、今回の日程中には政府要人との接見も予定。これまで日本人観光客数は年間1万5000人から1万7000人程度とみられるが、星野氏は今後の目標として「年間約5万人をめざしたい」と話している。


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