B787、納期は10年第4四半期−NH、再度の延期に「遺憾の極み」
ボーイングは8月27日、延期していたボーイングB787型機の初飛行が2009年末、初号機の納入が2010年第4四半期となる見通しを発表した。B787は、6月に機体の一部に強度不足が見つかり、初飛行を延期していた。今回発表した見通しはこれらの不具合に対処するためといい、2013年には1ヶ月あたり10機生産可能になるとの想定だ。
この発表に対して、ローンチカスタマーである全日空(NH)は、「度重なる遅延、また遅延期間の幅の大きさに鑑み、遺憾の極み」とコメント。もともとNHでは、2008年5月の受納を予定し、中期経営計画の柱に据えていた。2010年は首都圏空港再拡張の年でもあり、再度の延期による機材計画への影響が懸念される。
この発表に対して、ローンチカスタマーである全日空(NH)は、「度重なる遅延、また遅延期間の幅の大きさに鑑み、遺憾の極み」とコメント。もともとNHでは、2008年5月の受納を予定し、中期経営計画の柱に据えていた。2010年は首都圏空港再拡張の年でもあり、再度の延期による機材計画への影響が懸念される。