Marriott Bonvoy

ニュージーランド政観、オークランドマラソンでプロモ、商品造成社数が増加

  • 2009年8月25日
 ニュージーランド政府観光局(TNZ)は11月1日に開催される「オークランドマラソン」をフックに、観光客増加に向けたプロモーションを開始した。TNZがオークランドマラソンのプロモーションを展開するのは今回が初めてのこと。最近の傾向として目的意識の強い旅行者の需要が強いことから、マラソンブームで拡大したマラソンやジョギングに親しむ人々に、ニュージーランド旅行の理由付けの一つとして同大会を提示し、渡航を促すのがねらいだ。

 すでに今年6月に旅行会社向けにパッケージ商品の造成のアプローチを開始。昨年は大手旅行会社の商品はなかったというが、現在までに大手を含め8社がツアーを造成し、参加者を募集している。一方で、2008年の同大会には約1万2000人が参加したが日本人は少数ということから、一般消費者への認知拡大をめざし、タレントの長谷川理恵さんをゲストランナーとして招待。幅広い客層へピーアールしていく。長谷川さんは当日、20キロのハーフマラソンに参加するほか、日本からの参加者と前夜祭に出席し、マラソンの魅力や食事バランスなどのトークショーもする。さらにTNZの動きにあわせ、オークランドマラソン事務局も今年から、日本語のホームページを開設した。

 なお、オークランドマラソンは一般の参加申し込みは締め切りとなっているが、日本の旅行会社のツアー経由での参加は受け付けている。