グアム政府観光局（GVB）によると、2009年7月の日本人訪問者数（暫定値）は前年比1.3％減の7万2901人となった。GVB日本代表の光森裕二氏によると、航空座席数が減少する中では「かなり健闘した」と評価。地方でのセミナー開催などが需要喚起効果につながったとの分析で、8月も第1週は20％以上増加しているという。7月は、居住地別で見ると、関東が6.1％増の4万4219人と好調であった。一方、中部は35.8％減の6412人、東北は25.5％減の1494人、九州は21.4％減の1632人となるなど大きく落ち込む地方もあった。近畿は2.1％減の1万3339人であった。

　なお、通年の日本人訪問者数は10.0％減の46万5449人で、関東は3.9％減の25万6875人、近畿は14.8％減の7万9736人、中部は37.8％減の5万2057人であった。