求人情報

シンガポール政観、教育旅行セミナーを開催、事例もとにメリットを紹介

  • 2009年8月5日
 シンガポール政府観光局は先ごろ、東京で「シンガポール教育旅行セミナー」を開催した。当日は旅行会社や高等学校の担当者が出席。日本修学旅行協会の国際兼事業部担当部長の藤田勝彦氏が、海外教育旅行の現状について図表を使いながら説明をした。世界的な経済不況から「安・近・短」の志向が強く、新型インフルエンザによるダメージが大きかったとし、さらに航空会社の機材の小型化、公立の実施基準で2泊しかできない学校があり、そのなかで教育効果が出せるか、などの問題点も提起された。

 続いてシンガポール政府観光局の教育旅行担当マネージャーの鎌田光記氏が、実際にシンガポールに修学旅行をしている学校のビデオを見せながら、教育素材としてのシンガポールのメリットを紹介した。最後に、筑波大附属高校教諭の田代博氏が過去の実体験をもとに「班別自主行動・学校交流が可能なシンガポールの魅力と課題」のテーマで話をし、事前学習の方法や現地学校との交流の素晴らしさなどを強調した。