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クロアチア政観、ワインで誘客促進へ−質とその土地の雰囲気を味わう魅力

  • 2009年8月4日
 クロアチア政府観光局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏は、クロアチアワインの魅力を紹介する説明会で、「日本は食文化への興味が高い。クロアチアのワインを広めることで渡航者の増加に繋がれば」と意欲を述べた。

 2008年度のクロアチアへの観光客数は、前年比66%増の14万3000人、宿泊日数は53%増の20万1000泊となっており、この5年間で約10倍の伸びをみせているという。セミナーではクロアチア旅行のさらなる魅力として、ワインを紹介。国内には内陸部に約300、海岸部に約130のワイン醸造所が登録されており、なかでもイストゥラ地方のワインロードは世界各国から年間13万人以上が訪れ、日本の旅行会社のツアーにも取り入れられつつあるという。

 クロアチアのワインはほとんどが国内での消費で、観光客にも人気。国際コンクールで賞を取ったワインや、国内でしか飲めないような少数生産の美味しいワインが各地に数多く存在している。片山氏は「クロアチアの人々と触れあいつつワインを楽しんでほしい」と、ワインの魅力と楽しみ方を広めることで誘客を促進する考えを述べた。