貸切バスや観光タクシーなどの手配代行サービスを展開するキャブステーションは8月5日、旅行会社を対象とした全国貸切バスの予約サイトを立ち上げる。これまでは旅行会社から電話やファックスで依頼を受けて手配していたが、旅行会社から、「より手軽に予約したい」との声があがっていた。同サイトでは全国のバス会社の車種情報や空車状況、料金などを提供。現在取引のある約1万社の旅行会社に対して利用を促していく。

　キャブステーションによると、旅行会社にとって手配したことのない地域のバス会社を調べたり、各社の料金を調べるのが手間となっていたことから、ひとつのウェブサイトで情報紹介することで業務効率化や利便性が向上するという。また、バス会社にとっても車種の情報や細かいサービスなど各社の強みやブランド性をアピールできるため販売拡大につながると見込む。現在バスバンクに登録するバス会社は現在約120社で、今後1年間で2倍に増やす考えだ。

　なお、バスバンクの利用には会員登録が必要。旅行会社には利用金額のうち15％を手数料として支払う。


▽バスバンク（8月5日オープン）
www.busbank.jp