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エクセル航空、東京上空のヘリコプターウエディングで初年度2000万円目標

  • 2009年7月29日
 エクセル航空は先ごろ、「大空を舞うチャペル・へリコプターウエディング」を発売した。同社は人員輸送、航空撮影、クルージングを中心としたヘリコプター事業と、国際線ビジネスジェット事業をメインに展開しており、今回のウエディングは昼間のヘリポートを有効活用して実施するもの。「誰よりも高い上空ウエディング」をコンセプトに、牧師とともに上空1000メートルの機内で挙式をする。フライト前にはゲストの前で誓約や賛美歌の斉唱をする。発着は浦安へリポートとなる。

 同社では挙式カップルのほか、挙式をするタイミングを逃した夫婦や銀婚式などのイベントにも提案していく考え。料金はウエディングと専属カメラマンによる写真撮影、参加者へのソフトドリンクなどを含む基本プランの場合、43万円の設定だ。売上として初年度は2000万円、5年後には年間1億円、250組の取扱を見込んでいる。

 なお、同社は平成3年創業で、ヘリコプタークルージングの昨年度の輸送実績は年間約4万人。毎年10%以上の成長を遂げているという。