成田、6月の国際線日本人旅客数は24%減、4月からの累計は15%減に

  • 2009年7月29日
 成田国際空港の6月の国際線旅客数は、前年比16%減の226万2286人であった(発着合算)。このうち、日本人旅客は24%減の106万4023人。方面別でも全方面で下回っており、最も下げ幅が小さかった路線が韓国線の7%減。そのほかの方面は2ケタ減となり、台湾線の12%減、太平洋線の13%減、アジア線と中国線が16%減で、太平洋線をのぞき、アジアや近距離方面が健闘した。一方、通過客は19%増の65万5322人で増加している。

 1月から6月までの上半期の国際線日本人旅客数は、10%減の762万6348人。特に4月以降の下げ幅が大きく、4月からの累計に限ると15%減の344万6925人となる。上半期の方面別では韓国線が3.4%増の74万5300人、グアム線が2.8%増の34万8600人となったほかは減少。台湾線(5.9%減)と太平洋線(8.9%減)が、かろうじて一桁減となった。方面別旅客数は、トラベルビジョンウェブサイトのニュース画面を参照のこと。

 なお、国際線旅客便の発着回数は、6月単月は2%減の1万2168回、4月からの累計では1%減の3万7130回となった。
 

※注:上半期の国際線旅客数の合計値に対する前年比は、単月の前年比から割り出した数値。
    上半期の国際線旅客数の方面別合計値と前年比は、当時の発表値に基づいて割り出した数値。