外務省、ジャカルタの連続爆発事件でスポット情報発出−現状の影響は限定的

  • 2009年7月22日
 外務省は7月17日、同日にジャカルタのザ・リッツ・カールトン・ホテルとJWマリオット・ホテルで爆弾が爆発して死傷者が出たことを受けて、渡航情報(スポット情報)を発出した。これによると、被害者に日本人は含まれていないものの、外国人を含めて9名が死亡、50名以上が負傷したという。外務省では、テロなどの不足の事態に巻き込まれないよう、最新の治安情勢の入手や、人が多く集まるショッピングモール、外資系ホテル、宗教施設などへの接近の回避を求めている。在インドネシア日本国大使館でも、日系企業に対して同様の情報を出したという。

 なお、在インドネシア日本国大使館や旅行会社、ツアーオペレーターなどの情報を総合すると、旅行への影響は現在のところ少ないようだ。現地の街の様子は「週末を含めて、普段どおりに戻っている」(在インドネシア日本国大使館)という。