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レイルヨーロッパ、日本市場が好調、09年上半期の日本人利用者3%増

  • 2009年7月9日
 レイルヨーロッパ在日代表事務所によると、2009年1月から6月の取扱量が好調だ。女性の鉄道ファンの増加が報じられるなど鉄道の人気が上昇していることや燃油サーチャージの値下げの効果が出たとの分析。特に1月から4月は「本当に好調だった」で、5月は新型インフルエンザの影響を受けたが、6月は持ち直してきたという。上半期の日本市場の利用者数は前年比3%増で、レイルヨーロッパの重点市場であるアジア、南米、オーストラレーシア、南アフリカの4地域の中で、最も多い売り上げを記録した。

 下半期の利用者のさらなる増加に向けては、6月からチケット購入者を対象に特設サイトでキャンペーンを開始。これは7月15日までの期間に、フランス国鉄の列車が乗り放題となる「フランスレイルパス」をレイルヨーロッパのウェブサイトで購入すると、通常は1区間1300円のTGVの座席指定料金が複数区間であっても無料となるもの。このほか、抽選でペア1組に最長1ヶ月のヨーロッパ旅行などの賞品が当たるゲームも同社サイト上で展開中だ。